モバイル回線で本当に重要なのは速度じゃない、Pingである
LTEだから速い、とか、Softbankが新しいサービスを始めて速度が110Mbpsも出るらしいとか、速度だけが注目されている気がします。
実際にインターネットをやるときに、速ければ速いほどいいのでしょうか。
あなたはインターネットで何をしますか?
webで調べ物をする際には1Mbpsが(本当に出ていれば)快適に目的は達成できると思います。
LTEが騒がれる前の「3G」という通信システムですら3Mbpsとかでした。
(キャリアやサービスによって違いはあります。)
もちろん、理論値が実際に出ることはなく、10分の1くらいになってしまうこともあるでしょう。
それでも0.3Mbpsです。
体感として影響を与える要素として「Ping」の存在を無視してはいけません。
これは、接続先に接続するまでの"時間"です。
(大雑把に言うと)
インターネットは、
- 接続
- ダウンロード / アップロード
という流れで進みます。
下り110Mbpsとか上り10Mbpsとかの表記は接続までのPing値は含まれません。
(下り=download、上り=upload)
イーモバイルを契約したので、今までの3Gとこれらを比較してみました。
まずは今までのauの3G
速度が低い!と思うでしょう。
その中で、Ping遅っ!って思う人は だいぶ少ないんじゃないですかね。
続いて今回新たに我が家にやってきたGL06P、イーモバイルLTEです!
さすがLTE!速度出てるなぁ。
!!
Ping速い!!
参考までに自宅の回線でテスト
やっぱりモバイル回線の非じゃないですね。
自宅の回線は何の不自由もありません。
ちなみに、いくら速度が出るからといって、接続先の環境が混雑していると速度は出ません。
上りと下りの速度がありますが、
接続先の上り(アップロード)速度と、こちらの下り(ダウンロード)のスピードで通信速度が決まります。
こっちが110Mbpsでダウンロード可能でも、接続先が3Mbpsでアップロードしていたら、3Mbpsでダウンロードすることになるよ、って話です。
だから、速度だけにとらわれるのはやめましょう。