スマホのネットブラウジングを爆速化する
スマホのネットブラウジングを爆速化する
スマホのネットブラウジングが遅い
LTEだの4Gだのと、どんどん通信速度が速くなっているようなのに、体感でそんなに恩恵を感じられません。 具体的には、Safariでページを読み込んだときの、ロード中の画面が長い、 SmartNewsなどでページの読み込みがなかなか終わらない、などです。
(SmartNewsが悪いというわけではありません。)
なぜ遅いのか
実はこれらは、通信が遅いから、という理由ではないことがあります。
その一つが、「Javascript」です。
Javascriptとは
Javascriptとは、
動的なウェブサイト構築や、リッチインターネットアプリケーションなど高度なユーザインタフェースの開発に用いられる。
とWikipediaに書いてあるように、Webページにコンテンツや機能をのせることができます。
具体的には、
料金のシミュレーション
- 保険会社で、自分の年令と必要なサービスをチェックしていくと合計料金が更新されていく
Youtubeなどのメディアコンテンツを埋め込む
などが挙げられます。
広告などは大抵Javascriptで読み込まれています。
Javascriptを使用して、ページの一部コンテンツを遅らせて読み込むことで、ページの読み込みを快適にする工夫しているサイトもあったりします。
Javasciptを無効にすると爆速になる
Javascriptは、当然、上乗せ処理なので、無効にしてしまえばページの読み込み完了までの時間は早くなります。 測定はできていませんが、サイトによっては10倍以上早くなります。
残念なことに、私のブログのトップページはロードが完全に終了するのに10秒くらいかかっていますが、 Javascriptを無効にすると1秒以下で読み込みが完了しました。
Javascript無効の副作用
当然、Javascriptを無効にすれば、サイト本来のページは見られなくなります。 サイトによっては全く表示されなかったり、次のページボタンを押しても画面が変わらない、なんてことも起こりえます。
Javascriptを無効にして問題ないのはどんなサイト?
基本的に画像と文章で構成されるサイトは問題ありません。
例えば調べ物、ブログだったりニュースサイトだったりです。 私のブログでは、レイアウトが崩れることすらなかったです。 変わったのは、広告が表示されなくなっただけです。
むしろメリットしかないですね。
NGなのは、コンテンツがあるサイトです。 地図を表示するサイト、何かを検索をするサイト、などは使えなくなってしまう可能性が高いです。
試してはいないですが、Amazon、楽天、クックパッド、食べログ、などがJavascriptを無効にしてはいけないタイプのサイトです。
使いみちを限定してJavascriptを無効にしよう
調べ物、ニュースサイトを見る、など、限定的な使い方でJavascriptを無効にすると非常に快適です。
Googleで検索してサイトを読み込む、Yahooで検索してサイトを読み込む、お気に入りのブログを読む、ニュースサイトを観覧する、などです。
Javascriptの有効と無効を切り替えるのは一手間あるので、Javascriptを無効にして使うアプリと有効にして使うアプリを使い分けるのが効果的です。
Javascriptを無効にできるアプリ
iPhone
Android
Google Chrome
Boat Browser
ちなみに調査してJavascriptを無効にできなかったアプリは
iPhone
Google Chrome
Firefox
Opera Mini
Yahooブラウザー
Sleipnir
ドルフィンブラウザ
Android
Firefox
Opera Mini
Yahooブラウザー
Sleipnir
ドルフィンブラウザ
です。
iPhoneの場合、
Narrow: Plain hypetext web browserというアプリがもろにJavascriptをオフにして高速化するのを目的に作られているのですが、iPhone6以降の画面に対応したアップデートがされておらず、若干使いにくいです。
そこで私は、SafariをJavascript無効で観覧するサイト用、Google ChromeとSleipnirをそれ以外で使い分けています。
iPhoneのSafariのJavascriptを無効にする
「設定」→「Safari」→「詳細」→「Javascript」をオフ(下記画像の状態)にすればJavascriptを無効にできます。
次回予告!
SmartNewsが個人的にとっても使いやすく大好きなのですが、ページのロードにストレスを感じていたので、 今回のJavascript無効と合わせてRSSを使うことで快適な情報収集する手段をご紹介したいと思います。
以上です。