まだ中学生のブログ

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有線なのにネットワークの速度が遅い意外な原因

有線なのにネットワークの速度が遅い意外な原因

目次

  • 概要

  • 有線なのにネットワークの速度が遅い意外な原因

    • 設定を疑う

    • 物理デバイスを疑う

  • 番外編

概要

設定を疑う

「有線は無線より速い」、この言葉だけを信じていてハマッッタことがあるのでご紹介します。

有線なのにネットワークの速度が遅い意外な原因

FreeNASというNAS専門の"OS"があります。 今回FreeNASについての詳細は割愛しますが、NASなので、LAN経由でアクセスできるHDDという感じです。

CrystalDiskMarkというソフトを使って速度のベンチマークを測定してみました。

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こんな感じになりました。

これは非常に遅いです。

FreeNASの設定の問題を疑い、samba(CIFS)の設定、ディスクの設定などを色々と弄ってみましたが、変化なしでした。

そういえば、ルーターがボトルネックかどうかを調べるにはどうすればいいのかと思い、ベンチマーク測定中にタスクマネージャーからネットワークの項目を見てみました。

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リンク速度が、理論値の最大速度ですね。

なんと10%程度しか使われていませんでした。

物理デバイスを疑う

ここでようやくLANケーブルを疑いにかかりました。

調べてみると、ルータとFreeNASをつなぐケーブルがCAT5の規格であることがわかりました。

参考

LANケーブル種類・カテゴリーによる通信速度比較(ベンチマーク)

試しに、CAT5のケーブルをメインPCに使用。 FreeNASにはCAT5eを使用して測定してみました。

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気持ちいほどに帯域を使いこなせている!

結局ケーブルを買い直し、すべてCAT6へ移行しました。

その状態でのベンチマークは次の通りです。

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↓今回買ったLANケーブルの規格の位置づけ

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(今更ながら帯域の多い(≒ロスの少ない)CAT6Aにすれば良かったと後悔中。)

番外編

ついでに周りにあるストレージの速度を測ってみました。 SSDが圧倒的。。

恐らくメインPCはSSDをRAID0の構成だったと思うので、群を抜いて爆速なのだと思います。

CドライブのSSD

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外付けのHDD

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USB(SSD)

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以上