Windows PCのバッテリーの劣化度を取得する
Windows PCのバッテリーの劣化度を取得する
目次
- 環境
- バッテリー容量とバッテリーの最大容量を取得する
- バッテリーの劣化度を計算する
概要
Windows PCのバッテリーのもちが悪くなってきたなと思ってきたとき、実際どれくらい劣化しているのか知りたくはありませんか? 単にパソコンのバッテリーがどれだけ性能が発揮できているのか調べてみるのも楽しいものです。
Appleは性能が80%未満になったら無償交換してくれる制度があります。(Apple Care加入者)
あなたのパソコンのバッテリーは性能80%を超えていますか?
環境
Windows 7で行いました。 恐らくWindows Vista以上で可能かと思います。
バッテリー容量とバッテリーの最大容量を取得する
まずは、パソコンのバッテリーの状態を調べます。
DOSコマンドにPowercfgというコマンドがあります。 次のサイトを参考にしました。
Powercfgコマンドでバッテリの状態を確認する | Blog
コマンドプロンプトを右クリックの「管理者として実行」から起動します。 (通常起動ではダメです!)
次のコマンドを実行します。
$ Powercfg /energy
コマンド終了までに1分以上かかります。
終了するとコマンドプロンプトに 「詳細についてはxxxxxxを参照してください」 と出るのでxxxxxxをブラウザで開きます。
コマンドプロンプトは画面内で右クリックして「範囲選択」を選ぶとxxxxxxを選択できるようになります。 選択状態でエンターキーを押すとコピーできています。
xxxxxxには色々なメッセージがありますが、次の項目に注目します。
容量の設計 | 前回の完全充電 |
---|---|
47290 | 39420 |
これがバッテリーの状態になります。
バッテリーの劣化度を計算する
劣化度は自分で計算する必要があります。 計算式は次のとおりです。
= (容量の設計 - 前回の完全充電) / 容量の設計
私の場合は
= (47290 - 39420) / 47290 * 100 = 16.6%
となりました。
劣化度 | 性能 |
---|---|
16% | 100 - 16 = 84% |
となります。
なんとか80%超えてました! 4年も前のパソコンなのでなかなか持っている方だと思っています^^
以上