精算もラクラク!Google Driveのフォームとスプレッドシートを使って自動精算システムを作ろう!
Google Driveのフォーム機能
Goodle Driveにはフォームという機能がある。アンケートなどを集計するためのもので、チェックボックスやラジオボタンなど豊富にアンケート機能が用意されている。
これ、実は精算にとても役立つ。
精算と言っても、誰が会費払っていない、とかじゃなくて、例えば結婚式の二次会の準備で誰が何をいくら立替えた、誰にいくら払えばいいのか、みたいな時に非常に便利だ。
やってみよう
まずはGoogle Driveからフォームを作ろう。
題名:精算システム
テーマ:バースデーバルーン
とした。
フォームには様々なアンケート機能がある。
「質問の形式」を変更すれば、チェックボックスやラジオボタンなど機能を変更できる。
精算システムを作ろう
精算システムなので、
- 誰が
- 何に
- いくら払ったか
がわかれば良い。
誰が
これはメンバーが決まっているのでラジオボタンにしよう。
何に
事前に購入するもの決まっているかも知れないが、イレギュラーなことが発生するかもしれない。テキスト入力できるようにしておこう。
いくら払ったか
金額を入力する。数字が入力できるようにすべきだ。でも、完全にフリーフォーマットにして、全角数字と半角数字が混ざり、集計しにくくなっては面倒だ。 入力できるのは数字だけにしよう。
なんと数字だけの入力に制限する機能もあるのだ。 経理がおりてお金が入ってくるパターンなども考慮して、負の数字は許可しよう。でも小数はありえない。それってつまり整数じゃん。
こうして作ったフォームはこのようになった。
私が用意した名前以外では投稿できないし、変な数字を入力することもできない。
スマホからもきれいに見られるし、便利でしょう?
自動集計機能をつけよう
まだまだだよ~。 自動精算できるようにするよ~。
メニューの「回答を表示」を選ぶと、みんなの投稿した結果がスプレッドシートにまとめられている。
普通のスプレッドシートなので、関数も使えるし、別のシートも増やすことができる。
別のシートを作ってみた。
集計ページだ。
(スマホだと回答ページに飛んじゃうみたいです。すいません。手動で「集計」シートへジャンプしてください。)
このシートでは、現在誰がいくら立て替えているか、その人はいくら受け取るべきかを計算している。
例
例えば、田中さんが200円、鈴木さんが300円、高橋さんが100円立て替えていたとする。合計で600円かかっているから、一人あたりは200円ということになる。
- 田中さんは既に200円払っているのでそのまま
- 鈴木さんは300円払っているので100円が返ってくる
- 高橋さんは100円しか払っていないので100円払う
これを自動計算する。
実現方法(実際に作りたい人向け)
具体的な関数は集計ページのセルを参考にして欲しい。 氏名はベタ打ち、合計はSUMIF関数、精算はROUND関数とSUM関数を使用している。 人数は自動取得ではなく、3人をベタ打ちしている。
是非実際にお試しを!
投稿フォームで投稿すれば集計シートに自動で計算される。
(スマホだと回答ページに飛んじゃうみたいです。すいません。手動で「集計」シートへジャンプしてください。)
フォームは自由に投稿できるので興味ある方はお試しを!